各商品の使用方法

各商品の使用方法

使用上の注意事項◇バイオエドレンスL

● 用法・用量を守って適期に使用してください。
● 葉面散布のときは、展着剤を使用することをおすすめいたします。
● 強アルカリ性の薬剤とは混用しないでください。特に石炭硫黄合剤と混用すると有毒ガスの発生するおそれがあり、危険ですから混用は避けてください。
● 自然物由来の沈殿を生じることがありますが、効果への影響はありません。
● 使用前は冷暗所に保管してください。都度の使用後は密栓して冷暗所に保存し、なるべく早く使用願います。
● 本剤は肥料ですので、飲用することはできません。

バイオエドレンスL
作物 使用時期 使用目的 使用方法
稲  育苗期 健全生育
発根促進
500倍液を葉面散布、育苗箱当たり 500ml使用
育苗期間に2回程度散布
芝生
(日本芝・西洋芝)
活着促進
健全生育
移植時
春〜夏
500倍液を葉面散布または灌水 150ℓ/10a
500倍液を葉面散布500ℓ/10a  生育期間に3回散布
いちご ランナー成長促進 親株時 500倍液を葉面散布100〜150ℓ/10a
ランナーの伸長初期に1回散布
子株の発根促進 子株の根の発生時 500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
子株の根が発生時、月に1回散布(計2回散布)
苗の活着促進 定植時 500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
生育促進
なりづかれ防止
生育期〜収穫期 500倍液を葉面散布100〜150ℓ/10a
生育期~収穫期、月に1~2回散布
メロン
すいか・きゅうり
トマト
ナス・ピーマン
活着促進 定植時 500倍液を葉面散布 100〜250ℓ/10a
栽培期間中、月に1~2回散布
健全生育
果実肥大
なりづかれ防止
生育期
枝豆 活着促進 定植時 500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
増収・品質向上 生育期 500倍液を花芽形成5~7日前に葉面散布100〜250ℓ/10a
肥大促進 果実肥大期 500倍液を果実肥大初期に葉面散布100〜250ℓ/10a
キャベツ 徒長防止
発根促進
育苗期 500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
育苗期間に2回程度散布
活着促進 定植時 500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
品質向上 結球前時 結球前に500倍液を葉面散布150〜250ℓ/10a
肥大促進 肥大期 500倍液を葉面散布200〜250ℓ/10a
長ネギ・根深ネギ
(秋まき)  
活着促進 定植時  500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
品質向上 生育時  6月(梅雨前)に500倍液を葉面散布150〜200ℓ/10a
以後は、500倍液を月に1回、葉面散布200〜250ℓ/10a
玉ねぎ
にんにく   
活着促進 定植時  500倍液を葉面散布 葉と株元が十分に濡れる量
初期肥大促進  生育期   500倍液を全面散布150〜200ℓ/10a
4〜6葉期(球径が2~4cm)に全面散布
 肥大促進 500倍液を全面散布200〜250ℓ/10a
前回散布から30日後に散布
じゃがいも 初期生育促進 生育期 500倍液を全面散布 葉と株元が十分に濡れるように使用
本葉4~8枚時150〜200ℓ/10a
肥大促進 500倍液を全面散布 葉と株元が十分に濡れるように使用
開花1〜2週間前200〜250ℓ/10a

使用上の注意事項◇レンテミン液剤

他剤との混用は差し支えありませんが、強アルカリ剤との混用は避けて下さい。本剤を散布する場合は展着剤を加用し、撒きむらのないように散布して下さい。また手指・ハサミに浸漬して使用する時は株ごとに所定濃度の薬液に浸漬しれた状態で使用して下さい。
たばこに使用する場合は、処理した薬液が乾いてから移植して下さい。また処理後は移植までの間に、散水・灌水しないで下さい。
つつじ類、つばき類の発根促進に使用する場合は、所定の濃度液に挿し穂の基部2-3cmを3時間浸漬した後挿し木して下さい。
本剤の使用にあたっては、使用目的・使用量·使用時期·使用方法など誤らないように注意して下さい。また適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
 
◇液剤のみ
本剤には、防腐剤が入っていないので必要量だけ小分けして使用し、残った薬剤は、密封し冷蔵庫に保存して下さい。開封後はなるべく早く使い切って下さい。希釈液は当日のみとして貯め置きをしないで下さい。

レンテミン液剤
作物 適用病害虫名 希釈倍率 使用液量 使用時期 使用方法
トマト
ミニトマト
ピーマン
とうがらし類
すいか・メロン
モザイク病感染 10倍 10a当り 100ℓ 収穫前日まで 移植及び各作業(摘芽、誘引など)の直前に散布
ピーマン
とうがらし類
すいか・メロン
原液 管理作業時 手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用
たばこ 5〜10倍 育苗箱当り 500㎖ 移植時 散布
シンビジウム  原液〜3倍 ー  株分時 株の10分間浸漬
原液 管理作業時  手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用
きゅうり 原液  48時間種子浸漬
根部生育促進   1000倍 催芽前  48時間種子浸漬
稲(育苗苗)  500倍  育苗期
(30×60×3㎝)
使用土壌薬5ℓ
出芽揃期〜
移植5日前
灌注
日本芝
西洋芝
500倍  10a当り 500〜1000ℓ 春期〜夏期
芝生育期 
茎葉散布
つつじ類
つばき類 
発根促進 10〜20倍 挿し木時 さし穂基部
3時間浸漬

使用上の注意事項◇レンテミン水溶剤

他剤との混用は差し支えありませんが、強アルカリ剤との混用は避けて下さい。本剤を散布する場合は展着剤を加用し、撒きむらのないように散布して下さい。また手指・ハサミに浸漬して使用する時は株ごとに所定濃度の薬液に浸漬しれた状態で使用して下さい。
たばこに使用する場合は、処理した薬液が乾いてから移植して下さい。また処理後は移植までの間に、散水・灌水しないで下さい。
つつじ類、つばき類の発根促進に使用する場合は、所定の濃度液に挿し穂の基部2-3cmを3時間浸漬した後挿し木して下さい。
本剤の使用にあたっては、使用目的・使用量·使用時期·使用方法など誤らないように注意して下さい。また適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
 
◇水溶剤のみ
本剤は吸湿すると物理性が劣化して溶けにくくなるので、必要量だけ開封して使用して下さい。残った薬剤は密封し冷暗所に保存して下さい。希釈液は当日のみとして使い切って下さい。

レンテミン水溶剤
作物 適用病害虫名 希釈倍率 使用時期 使用方法
トマト
ミニトマト
ピーマン
とうがらし類
モザイク病感染 1000倍 収穫前日まで 移植及び各作業(摘芽、誘引など)の直前に散布
すいか・メロン 900倍
ピーマン
とうがらし類
100倍 管理作業時 手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用
すいか・メロン 90倍
たばこ 500〜1000倍 移植時 散布
きゅうり 100倍  管理作業時 手指、器具を薬液に浸漬し、濡れた状態で使用
つつじ類
つばき類 
発根促進 1000〜2000倍 挿し木時 さし穂基部
3時間浸漬

レンテミンの上手な使用方法
 
・本剤のモザイク病を発現するウイルスは適用表に記載したウイルスが対象となります。それ以外のウイルスには感染防止効果が劣るので使用しないで下さい。また本剤は感染防止剤なので早い時期に、苗の時期(定植前)の散布が効果的で散布量も少量ですみコストを低減できます。
本剤を育苗期に散布した苗の定植時に、ジフィーポット(生分解性ポット等)を利用して、根部とウイルス汚染土壤との接触を避けその感染を防止する栽培技術との組み合わせによって、さらにウイルスの感染防止効果をより一層高めることができます。
定植後は管理作業前の散布又は手指·八サミを薬液に浸潰して使用する時には、濡れた状態で芽かき作業等を行って下さい。手指に薬液を浸潰する時には、その都度薬液に浸潰するのは面倒であるので、軍手に薬液を浸潰し濡れたまま使用し、乾いたらまた薬液につけ濡れた状態で作業を行うと、簡便で省力的に接触伝染を防止できます。
アブラムシ等の虫媒伝染を伴うウイルス(CMV,WMV,ZYMV)のモザイク病の感染防止の場合は、殺虫剤と併用することにより効果的に接触伝染を防止できます。